初期の日本製フェンダーモデルの記録は完全ではないため、製造時期を見分ける目的としては完全に確定出来る要素ではありません。 いつものように、シリアルナンバーは製造時期を知るためのガイドとしてのみ使用し、既知の製造時期に関連した当時の仕様との組み合わせを加味して、楽器の製造年を特定するのに役立てて下さい。
SERIAL NUMBERS とおおよその製造時期 | |
JV + 5 digits | 1982-1984 |
SQ + 5 digits | 1983-1984 |
E + 6 digits | 1984-1987 |
A + 6 digits | 1985-1986 |
B + 6 digits | 1985-1986 |
C + 6 digits | 1985-1986 |
F + 6 digits | 1986-1987 |
G + 6 digits | 1987-1988 |
H + 6 digits | 1988-1989 |
I + 6 digits | 1989-1990 |
J + 6 digits | 1989-1990 |
K + 6 digits | 1990-1991 |
L + 6 digits | 1991-1992 |
M + 6 digits | 1992-1993 |
N + 6 digits | 1993-1994 |
O + 6 digits | 1993-1994 |
P + 6 digits | 1993-1994 |
Q + 6 digits | 1993-1994 |
S + 6 digits | 1994-1995 |
T + 6 digits | 1994-1995 |
U + 6 digits | 1995-1996 |
N + 5 digits | 1995-1996 |
V + 6 digits | 1996-1997 |
1997年から、フェンダーはシリアル番号の上に「Crafted in Japan」という言葉を含むシリアル番号のデカールに移行しました。
Crafted in Japan A + 6 digits | 1997-1998 |
Crafted in Japan O + 6 digits | 1997-2000 |
Crafted in Japan P + 6 digits | 1999-2002 |
Crafted in Japan Q + 6 digits | 2002-2004 |
Crafted in Japan R + 6 digits | 2004-2005 |
Crafted in Japan S + 6 digits | 2006-2008 |
Crafted in Japan T + 6 digits | 2007-2008 |
2007年は、日本製フェンダーのもう一つの過渡期であり、シリアルナンバーデカールは「Made in Japan」と表示される原産国表示の識別に戻りました。 これはマイナーな変更であり、2007年と2008年の間では "Made in Japan"と "Crafted in Japan"という2種類のデカールの楽器が生産されていました。
Made in Japan T + 6 digits | 2007-2010 |
Made in Japan U + 6 digits | 2010-2012 |
注:Geddy LeeとMarcus Miller Jazz Bassモデルに対する需要を満たすため、2010年には新しい日本製のベンダーが参入しました。 この工場から供給されたこれらの2つのベースおよび以下の機器は、引き続き2011年まで「Made in Japan T + 6桁」の名称を使用しています。
Pawn Shop Fender ‘51
Pawn Shop Fender ‘72
Pawn Shop Mustang Special
‘70s Precision Bass
Jaguar Bass
2012年に日本製フェンダーは再度シリアルナンバーの表記方法をリニューアルしました。この時期から"JD+8桁"の番号と "Made in Japan"のデカールが貼られています。シリアルナンバーがJD+8桁の場合は数字の最初の2桁が製造年を示しています。例:JD12xxxxxxであれば2012年製
但し例外としてU+6桁の製品でも2012年製の場合がございます。
SERIAL NUMBERS とおおよその製造時期 | |
JD + 8 digits | 2012年~ |